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本日のイタリア語

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ハイネックの???

二回めの『パヴェーゼ』でした。
まだまだ序章です。

舞台は戦時下のトリノの近くの丘。
主人公のコッラード教授はトリノの混乱を避けて、近郊の丘に疎開しています。
彼は、自分と他人の間にいつも境界線を引き、どこか人を見下しているようなタイプ。
今では、心を開ける相手は愛犬ベルボだけ、というちょっと寂しい男性です。

トリノで仕事をし、夕方になると丘の家へと帰る日々を過ごすうちに、コッラード先生は幼い頃の自分を自分の中に見いだし、この少年に様々なことを話しかけ、一緒にいることを楽しむようになります。
つまり、幻影の中に生きるようになるのです。

というあたりまで、読み進めたのですが……
昨日読んだ箇所に、コッラードの大家さんがでてきました。
母と娘の親子が大家さんなのですが、
娘を修飾する言葉に、accollata とあります。
辞書によれば「ハイネックの」という意味。
ハイネックの女性とは??? 

いつも首を隠している、という意味から
「色気がない」人をこう呼ぶのだそうです。

それって、もしや、私のこと?
年をとって首周りと腰回りに寒さを感じる日々。
冬にVネックとか着られなくなりましたから。
とにかくタートルのセーター。様々な色を何枚もそろえて着回す毎日です。

自分でも、色気とはほど遠いと気づいていましたが、
その原因をズバリ指摘されたようで、ため息でした。
そうか、首を出すことで、色気ってでるんだぁ。
少なくともイタリア人にとっては、そうなんですね。
春になったから、首でも出してみますか。
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by arinko-s | 2009-04-10 19:38 | 本日のイタリア語
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