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本日のイタリア語

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中国をメイド・イン・イタリーが席巻!!

毎週、毎週、イタリア文化会館で『panorama』(イタリアの週刊誌)を借りてきます。
なるべく新しい号を借りるようにしているのですが、なぜだか時々すごく古い号が手元に。
まっいいか、って感じで読んでいますが…

で、先週借りた号。気づいたら6月10日号でした。
この中に、「中国の街を、イタリアンデザインが席巻」という記事がありました。
とにかく街は、イタリアのブランドショップだらけ。
しかも、若い子たちが、がんがんショッピングを楽しんでいる。
一度に3,500ユーロ(40万円以上!)も、買い物するカップルも少なくないのだとか。

この記事の取材地は上海。好景気に湧いている様子が、手に取るように伝わってきます。
まあ、目ぬき通りに、アルマーニ、グッチ、プラダとイタリアンブランドの路面店が並んでいるのは、世界中、多くの都市で見られる光景ですから、これだけでは「へ〜」くらいにしか思わないのですが、記事中並んだ具体的な数字にびっくり!!!

この時点で、中国国内にあるイタリアンブランドのお店は466店舗。
そのうちアルマーニは68店舗、エルメネジルド・ゼニア44店舗、フェラガモ44店舗、トッズ25店舗、ブルガリ18店舗、そしてフェッラーリが13店舗!!

ファッション、車だけではありません。
大手出版社MONDADORIは、中国支社を作り雑誌を発刊。
スポーツ器具メーカーTechnogymは、個人宅用のジム機器を販売。これまた飛ぶように売れているのだとか。
また、イタリア人インテリアデザイナーの事務所も大盛況。家までイタリアンデザインで決めるのが、トレンドだそうです。
もっちろん、イタリアンレストランも大人気。
イタリア商工会議所の中国所長は、笑いが止まりません(とは書いてありませんが、この状況には大満足)。

一番驚いたのは、アルマーニの店舗数の多さです。
いくら中国広しとはいえ、それって、ユニクロとかH&MとかGAPとか、そういうのりにしか思えません。
ドゥバイでホテル経営にも乗り出したアルマーニ。
もう、アルマーニがただの商売人に思えてきました。

20年前の日本も、こんな感じだったのかなぁ、って思ったりもしました。
イタリアンブランドは東京でも大人気でしたよね〜〜。
ミラノのプラダは、「ここって東京?」っていうくらい日本人であふれていたしね。
それが、今ではミラノ直行便もなくなり、日本のイタリアブームは明らかに下火です。

そういえば先日、青山のプラダの前で人を待っていた時のこと。
30分近く立っていた間、入店した客は皆無。
外観の写真を撮る人たちは、ひっきりなしでしたが、中の店員さんたちは、いたって暇そうでした。

こうなると、東京に店を構えているよりも、中国に支店を増やしたほうが、明らかに得策。
あの青山のプラダ、ひょっとして東京撤退ってなことになったら、ビルはどうなるのかしら?
なんて、ことを考えながら、この記事を読みました。
そんな日が来ないことを願います。
あのビルは、やっぱり何度見てもわくわくしますから(って、ビルが無くなることが寂しいだけか)。
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by arinko-s | 2010-11-17 21:29 | 本日のイタリア語
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