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本日のイタリア語

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ベルルスコーニ首相とムバラク大統領の意外な関係?

エジプトのデモが長期化しているニュースは、連日報道されているところ。
そのニュースの陰に隠れてしまっていますが、イタリアでもベルルスコーニ退陣要求の動きが日増しに活発化しています。
4日には、イタリアの文化人たちを筆頭に、9千人もの人が集まる集会がミラノで行われたそう。
その中で、ウンベルト・エーコ(『薔薇の名前』『フーコの振り子』の著者)の皮肉を交えた演説が話題になっていました。

それは、今窮地に立たされているムバラク大統領を持ち出したもの。
「ムバラク大統領のかわいい姪っ子をベルルスコーニもかわいがってるっていうことは我々も知っていたけれど、辞めたがらないところも同じなんだな」と。

ムバラクの姪っ子? って思いますよねぇ。
実は、ベルルスコーニは売春疑惑のお相手の少女に口止め料として500万ユーロを払った疑いがもたれているだけでなく、この少女が昨年5月に補導された際、釈放するよう口ききをしたことも問題になっているのです。
そのときベルルスコーニは警察に対して
「その女の子はねえ、エジプトのムバラク大統領の姪っ子なんだよ」といったとか。
もちろんムバラク大統領が、そんな少女のことを知る由もなく…。
一国の首相が、こんな調べればすぐにばれるような嘘をついていたら、大問題ですよねえ。それも私的な理由で。

今やエーコにとって「ベルルスコーニに辞職を求めることは、名誉を守ること」だそうです。
でも、ベルルスコーニも辞職する気はさらさらなさそうです。
図太くなければ、政治家になんてなれないですね〜。
(La Repubblica 2月5日付けの記事より)
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by arinko-s | 2011-02-06 13:58 | 本日のイタリア語
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