ブログトップ

本日のイタリア語

cucu2.exblog.jp

スローフードの国はどこへいった!?

イタリアのテーブルにも、不況の影響が現れているようです。

昨年に比べ、食料品の購買指数が下落。
経済危機は、贅沢品ばかりでなく、食費にも暗い影を落としているそう。
中でもパン、魚、パルミジャーノチーズ、牛肉の売り上げが大きく減少。
消費者は、牛肉や七面鳥の代わりに鶏を選び、パンの代わりにクラッカーやビスコッティを買っているのだとか。
けれども、そういった倹約の姿勢が見られる一方で、野菜そのものよりも価格の高い、カット野菜やカットフルーツは売り上げを伸ばしているそう。
ますます忙しく働くようになったイタリア人の、ライフスタイルの変化を反映してのこと。

詳しく見てみると…
価格の高騰が著しい魚やパルミジャーノ・レッジャーノの売り上げが落ちているのはもちろんのこと、前年よりも価格の下がっているdop(原産地呼称統制)のサラミやワインの売り上げも減少。
一方、価格が高騰しながらも売り上げを伸ばしているのは牛乳とグラーナ・パダーノ。
こればかりは冷蔵庫に欠かせないものだそうです。

イタリアでは市場や八百屋さん、肉屋さんが元気だと思っていましたが、
その小売店や市場での売り上げが大幅に減少。
大型スーパーの便利さには、勝てないといったところでしょうか。

なんだかスローフードの国イタリアが、「今は昔」なんてことになってしまいそうな…。
そんなことにならないよう、思わず願ってしまうような記事でした。
(La repubblica ネット版 3月10日の記事より)
[PR]
by arinko-s | 2011-03-10 21:38 | 本日のイタリア語
<< がんばってください 甘い甘いイタリアのにんじんケーキ >>