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本日のイタリア語

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国民投票バンザイ!

イタリアの国民投票が終了。
今回の国民投票には、4つの命題がありました。
2つは、公共水道事業の民営化について。
ひとつは、今後の原発政策について。
4つめは、首相、議員の裁判出廷免除法について。
そして、その4つがすべて、ストップされる結果になりました。
イタリアの各地でお祭りのような騒ぎになっている模様。
参加したかった〜〜。

そして、You Tubeでは、こんな動画が話題になっているそうです。


以下、訳文と照らし合わせてどうぞ!

国民投票には行かないよう呼びかける首相に従って、アンティグアにある首相の別荘で週末を過ごした側近たちが帰国。もちろん政府専用機で。

CA「議員の皆様、間もなく当機はローマ・フィウミチーノ空港に着陸いたします。皆様にお知らせしなくてはならないことがございます。海の家にご招待し、皆様にお願いしてきたにもかかわらず、国民投票は残念ながら、成立いたしました。水に関しての投票は『シー(Yes)』が勝ちました。つまり、水は引き続き公共事業として残ります」
「まあ、そうだろうな」
「すみません、少なくとも原発を造ることはできるのかしら」
CA「残念ながら、この件に関しても『シー』が勝ちました」
「受け入れなくてはならんね」
「まあ、しょうがないわね」
CA「つまり、皆様の原発に対する経済投機はすべて取り下げられ、クリーンで再生可能なエネルギーに預けていただくことになります」
「仕方ないね」
「子どもたちのためね」
CA「この週末、アンティグアの首相の別荘で、皆様が楽しくお過ごしになられたことを願っております」
「おじょうさん、国民投票は4つの事項に関してじゃなかったかい?」
CA「ええ、まあ……。議員の出廷免除に関しても『シー』が勝ちました」
(機内パニックに)
CA「皆さん、落ちついてください。ゲディーニ(ベルルスコーニ首相の側近中の側近)がどうにかしてくれるはずです。わたしたちのテレビニュース(ベルルスコーニ首相所有のテレビ局のこと)では伝えませんから。わたしたちの調査によれば、海外でもわたしたちの味方をしてくれるとのことです」

*『シー』が勝ったというのは、設問がすべて「ストップすべきか」との問いだったためです。
つまり、この飛行機に乗っている議員たちは皆、裁判出廷を求められたら困る立場にあるということ。そのためにパニックに陥っているんですね。まったく。

とにもかくにも、イタリアが脱原発に向かって一歩踏み出したことに拍手!
フランスの原発で作られた電気を買わないためにどういう政策を打ち出すのかは、これからの課題。まだ本当の脱原発に至までには時間がかかるかとは思いますが、日本もイタリアに続きますように。

追記:ここに動画を埋め込むと右側が切れてしまうことに気づきました。
正しいサイズの動画はこちら→
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by arinko-s | 2011-06-15 18:19 | 本日のイタリア語
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