ブログトップ

本日のイタリア語

cucu2.exblog.jp

Giottoが隠した悪魔

アッシジ(ウンブリア州)のサン・フランチェスコ大聖堂にあるジョットの壁画の中に、実は悪魔の絵が隠されていたという話。
聖フランチェスコの生涯を28枚の壁画で現したものですが、その一場面『天国への帰還』の雲の中に悪魔が描かれているというのです。
b0171200_20192946.jpg

800年間、誰も指摘した人がいなかった大発見だそうです。

発見したフランチェスコの研究者Chiara Frugoni(キアラ・フルゴーニ)さんによれば、
中世「雲の中に、天に昇る魂を邪魔する悪魔が隠れている」と、信じられていたのだとか。

そして、もうひとり、美術史家のClaudio Strinati(クラウディオ・ストリナーティ)氏は、画家が作品の中に何かを隠して描くことは決して珍しいことではない、と指摘しています。
ただし、そのことに関して画家が文章に残しているわけではないので、その意図や動機を知ることは難しい、とも話しています。

その芸術作品としての価値がはっきりと認められている古い絵画ですから、もう研究し尽くされているかのように思っていましたが、こんなことがあるんですねぇ。
今ごろジョットは、「あぁ、ついに見つかってしまったか」なんて天国で思っていたりして。

さらに絵を詳しく見たい方はこちらから→
(11月5日『Corriere della sera』ネット版より)
[PR]
by arinko-s | 2011-11-06 20:45 | 本日のイタリア語
<< Giotto もすごいけど、こ... アメリカ流パスタの茹で方 >>