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本日のイタリア語

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Roma, Boom delle microcase         ローマは狭小住宅ブーム!

イタリアで暮らしていた頃、「ああ、やっぱりイタリアの家は広い!」としみじみ感じていたものですが、なんとローマでは、今狭小住宅ブームがやって来ている、という話。
ローマ市内のあちこちで、5㎡、7㎡、10㎡、といった家が売られていて、それが次々と売れているそうなんです。
もちろんこの経済危機で家が売れないがための、不動産業界の苦肉の策らしいです。
でも、それが売れているというのだから不思議。投資になるのかなあ。
(Corriere della sera 2月26日付け ネット版)

それにしても、5㎡の家って、いったいどんなもの? 
日本のワンルームマンションだって、少なくとも15㎡くらいはあるよなぁ。
そうそう、思いだしました!
『Ragazzo di Campagna(田舎の青年)』という映画に出てくる部屋を!
ミラノ近郊の小さな村で暮らす青年(といっても40歳!)が、田舎の生活にうんざりして、一花咲かせようとミラノに出てくるお話。
その時に見つけた部屋が、こちら

不動産屋の男性に連れてこられたのは、何もない狭い空間(でもこの不動産屋、spaziosissimo! 超広々とした部屋だよ、と説明している!)。
玄関はすごくきれいだけど……、と戸惑う青年レナートに、不動産屋の男性は次々と部屋のからくりを見せていきます。
台所、トイレ、脱衣所付きのシャワー室、娯楽コーナー、飛び出すテーブル、そして飛び出すベッド!

この映画は1984年のもの。
当時は、なおさらこんな狭い部屋なんて信じがたいものだったに違いありません!
それにこの部屋の設備、ハイテクを飛び越えて、こんな部屋ありっこないでしょ、って思うからおもしろいのだけれど、でも本当に5㎡の部屋が売られているのなら、こんな部屋なのかも知れません。

そうそう、ミラノで姉のように慕っていたチーナさんも、独身時代10㎡ほどの部屋でひとり暮らしをしていた、と話していました。
信じられない、という顔をする旦那さんのエウジェーニオに、「どこにでも手が届いて居心地良かった」と得意気でした。
だから、昔からあるにはあるんですよね、そういう部屋がイタリアにも。
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by arinko-s | 2012-02-27 20:05 | 本日のイタリア語
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