ブログトップ

本日のイタリア語

cucu2.exblog.jp

<   2011年 01月 ( 9 )   > この月の画像一覧

Mike Bongiorno

マイク・ボンジョルノというのは、イタリアが誇る名司会者。
一昨年、脳梗塞で亡くなった彼の遺体が、25日に墓地から盗まれたというショッキングなニュース。
家族は、その犯人に向けて「ゆすりには応じない」とメッセージを発表したそうです。

マイク・ボンジョルノといえば、わたしのイタリア語の先生。
もちろん直接おそわったわけではありませんが、イタリアで暮らしはじめたころ、彼が司会を務める番組に、クロスワードパズルを使ったクイズ番組があったのです。
「ミラノのM」とか「ローマのR」とか、回答者が一文字ずつアルファベットを指定して、クロスワードを開けていき、鍵となっているラインの単語や、そこに隠された諺を当てるというもの。
この番組を見ながら、どれだけ語彙を増やしたことか(ホントか?)。
それは大げさにしても、この「ミラノのM」とか「ローマのR」とかっていうのは、イタリアではお決まりの言い方があって、それを知っただけでも、けっこう目から鱗だったことを覚えています。
毎週、この番組だけは欠かさず見ていました。

ちょうどそのころ、サンレモ音楽祭の司会者にもマイク・ボンジョルノが復活して、音楽祭の大ファンだったフィレンツェの母、グラツィエッラはそのことにも大よろこびしていました。
ああ、懐かしい思い出がいっぱいなんです。
すっごく美声の持ち主で、大好きだったんだけどなあ。
とってもおしゃれで、エレガントで、さすがイタリアのおじいさんは違うよねえ、とか思ったものです。

そのマイク・ボンジョルノの遺体が盗まれただなんて、ショック。
家族のいうとおり、もうとっくにマイクは天国に行っていると思いたい。
こんなことに負けずに安らかにお眠りください。
b0171200_104487.jpg

( 写真はこのサイトから転載)
(La repubblica 1月31日付けのニュースより)
[PR]
by arinko-s | 2011-01-31 21:54 | 本日のイタリア語

L'ONORE E IL RISPETTO

イタリア語の冬学期が始まっています。
今回から、時事問題のコースをやめて映像のコースに変更。
毎回、映画やドキュメンタリーを見て、ディスカッションする、というクラスです。

最初の授業の日、その日のテーマではないDVDを4枚、先生に渡されました。
「これも時間のあるときに見てね」とのこと。
そのDVDが『L'ONORE E IL RISPETTO』。直訳すると「名誉と尊敬」ですが、それぞれUOMO(男性)にかかると、意味が変わります。
UOMO D' ONORE → 名誉ある男性 → 沈黙の掟を守るマフィアの一員
UOMO DI RISPETTO → 尊敬される男性 → マフィアの大物
そうなんです、バリバリのマフィア映画でした。
b0171200_15333172.jpg

なんでまた、以前に取り上げたDVDまで貸してもらえるのかしら?? と思いながらも、とりあえず3回目の授業までに3枚と4枚目の半分を見終えました。あと、少しで見終わると勝手に思い込んで、3回目の授業に行くと、なんとこの日から再びテーマは『L'ONORE E IL RISPETTO』!!
わたしが見終わったのは、シーズン1全6回のうち3回と半分で、この日の授業で見たのはシーズン2の第3回目!!
つまり、4回と半分分飛ばして授業に臨んだというわけです。
もちろん、先生がその都度ここまでの経緯を説明してくれるのですが、見ていないので説明されただけの登場人物の名前と、フィルムに登場する人物の顔が一致しません。
これは大変、とシーズン1の続きを借りて帰り、夜中までパソコンにかじりつき、やっとシーズン1を見終えました。
それでもって、次の授業で追いつけるよう、Wikipediaイタリア版で、シーズン2の1回目と2回目のあらすじも読みました。

そのあらすじは、というと……

戦後間もないシチリアの小さな町に暮らすフォルテブラッチ一家。
貧しい暮らしから抜け出そうと、母親の強い希望に押される形で、一家は北の工業都市トリノへと移住します。
すでに移住していた親戚や同郷のドン・ピッポの援助を受け、フォルテブラッチ家の父親は家電屋を開くことにします。
しかし、資金は充分ではなく、品物に保険をかけることができません。「今月のもうけで、保険に入ることに……」という甘い考えでお店を開こうとした矢先、品物がすべて盗まれてしまいました。
一文無しになってしまった父親は、首を吊って自殺。それを発見した母親は、気が触れてしまいます。

さて、フォルテブラッチ家には2人の兄弟がいます。2人は対照的な性格。兄トニオは物怖じひとつしない強気な性格。一方、弟のサンティは内向的で勤勉、努力型の人です。
トニオはトリノへやってきて間もなく、2人組と一緒につるむようになり、悪さをくり返します。
サンティはそんな兄をよそ目に、ひたすら勉強に励みます。

ある日、トニオは、父親の店の泥棒騒ぎは、すべてドン・ピッポが仕組んだことだったと知ります。トニオはドン・ピッポへの復讐を誓い、ドン・ピッポのひとり娘メリーナに近づきます。

そのころ、弟のサンティは、大学の法学部に合格しますが、兵役が始まります。トリノで知り合ったオルガという女性と恋人になり、病院に残してきた母親のことが気がかりながらも、幸せな気持ちに満ちていました。
ところが、町の有力者エドワルドに見初められたオルガは、あっさりサンティを振って、エドワルドと婚約してしまいます。

うちひしがれるサンティの気持ちも知らずに、トニオの復讐劇は着々と進み、メリーナを妊娠させ、そして物のように捨てます。
メリーナの妊娠は、あっという間に町の人たちの知るところとなり、ドン・ピッポは自分の店を開けられない状況に。
メリーナを家から追い出し、自分も酔いつぶれた日々を過ごすようになります。

さらに、トニオは町の裏組織を牛耳るドン・ロザリオに取り入り、ドン・ピッポの店を買収。そこにスーパーマーケットをオープンします。しかし、オープニングセレモニーが行われていたその日、ドン・ピッポが店にやってきて、トニオを撃ちました。

幸いトニオは一命をとりとめるのですが、新たな船出にみそをつけられたドン・ロザリオは、ドン・ピッポを殺させます。
そして、トニオはマフィアの社会へとずぼずぼ足を踏み入れていくことになり……

と次から次へと人が出てきて、誰かが誰かを裏切り、誰かが誰かを殺させ、あるいは自発的に自分に逆らうものを殺すという、恐ろしいイタリア裏社会を描いたドラマです。

救いは正義に燃える弟のサンティです。
サンティは大学を優秀な成績で卒業し、弁護士になります。しかし、最初の裁判の勝利が、実は事務所所長が裏で証人を買収した結果の勝利と知り、絶望し弁護士をやめて検事に転身。
マフィア組織をつぶすことを誓い、キャリアを積みはじめます。
しかし結局は、マフィアの手により、機関銃で撃たれて亡くなってしまいました。

まったく知りませんでしたが、このテレフィルム(日本でいうところの2時間ドラマ)、イタリアで爆発的な人気らしいです。
おそらく、シーズン1を制作したときには、ここまで人気が出るということは想定していなかったらしく、シーズン1の最終回で、トニオがマフィアのボスを殺し、自分も撃たれて倒れるところで終わります。
このシーンを見る限り、トニオは完全に息を止めたように見えるのですが、なんとシーズン2では復活。
実は、トニオは防弾ベストを着ていて、致命傷にはいたらならなかったとか!?。
弟のサンティがトニオを助け、隠れ家でこっそり看病を続けたらしい(この部分はWikipediaで読んだだけ)。
よほど、ドラマの続きを望む声が大きかったと見られます。
実際、シーズン2の視聴率は1回目から20%超え。最終回では27%を超えたそうで、今年すでにシーズン3の放送が決まっているのだとか。
トニオ役のGabriel Garko(ガブリエル・ガルコ)は、このドラマの大ヒットにより、今やイタリアで大人気の俳優さんだそうです(写真上と下の左側)。

しかし、どうしてイタリア人はかくもマフィア映画が好きなんでしょうか?
イタリアの負の部分と表向きはいいつつも、どこかマフィア社会を擁護しているような節もあります。
それとも、単なる怖いもの見たさ?? 
イタリア人はみんな口を揃えて「ミラノだってたくさんマフィアがいるじゃないの」といいますが、会わなかったなあ(わからなかったなあ)。
こんな社会が現実に身近にあるとしたら、いやあ怖くて町も歩けません、わたしは。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-28 20:40 | 映画 イタリア

ノルウェーの森

絶対見にいこうと決めていたのに、気づいたら上映修了間近。
仕事放り出して、見に行ってきました。

結論からいうと、がっくりでした。
トラン・アン・ユン監督だし、「小説の世界を見事に表現」なんていう映画評も読んでいたし、すっごく期待していたのに。期待しすぎたのかも。

村上作品を尊重して、小説中の台詞を忠実に再現、と聞いていましたが、これがまた安っぽい。
もちろん、あの長編小説を2時間ちょいに収めるわけだから、すべてをなぞるわけにはいかないのはわかりますが、台詞がそのままだから余計に、エピソードをところどころ抜粋しました、っていう感じがしてたまりませんでした。

でもその割に大切なエピソードは、ことごとく抜かされています。
大切な、というのはわたしにとって、という意味ですが、
例えば、飛行機の中でワタナベくんが頭痛で苦しんでいると、ビートルズの『ノルウェーの森』がかかることとか(だから、これは『ノルウェーの森』なんだし)、
ワタナベくんと寮のルームメイトだった突撃隊がいつもラジオ体操をして、ワタナベくんを起こしてしまうこととか、
突撃隊の話をすることで、直子の気持ちが解けていくこととか、
緑に初めて話しかけられたとき、ワタナベくんは緑のポロシャツを着ていたこととか、
そのとき、緑はベリーベリーショートだったこととか、
ワタナベくんが緑の家に招かれたとき、ベランダで火事を見ながら緑がギターを弾いて歌ったこととか、
ワタナベくんと永沢くんが『グレート・ギャッツビー』の話をすることとか、
直子を療養施設に訪ねたとき、どこにあるのか誰にもわからない井戸の話をすることとか、
レイコさんが、自分の境遇をワタナベくんに告白することとか…

もう数え上げたらきりがないくらい、私の記憶の中に鮮やかなイメージとしてこびりついているシーンはことごとく映像化されていませんでした。
これだけ飛ばされていると、小説読んだことのない人には、あまりにも不親切。唐突なシーンがたくさんあったように思います。
これって小説ファンに向けての映画なのか、小説を読んだことのない人に向けて村上作品の魅力を伝える映画なのか、まったく不明。
こんなの『ノルウェーの森』の魅力、いや村上作品の魅力を半分も伝えてないじゃん、とだんだん腹がたってきて、終いには眠さも吹き飛んでしまいました。

と、映画の話はさておき、
イタリアで『ノルウェーの森』が出版されたのは、わたしがイタリアで生活しはじめて少し経ったころのことでした。
もちろん、村上春樹の大ファンのわたしは、すぐさま購入。
これならイタリア語で読めるかも、と考えたのです。
その本が、これ。
b0171200_2283876.jpg

タイトルは『TOKYO BLUES』です!!
よほど、頭をひねってつけたタイトルではないかと思います。
でも、小説の哀愁漂う雰囲気をうまく捉えたタイトルかもしれません。
このタイトルのせいかはわかりませんが、
「ほんとうに日本の大学生は、あんなに簡単に自殺しちゃうの?」
「日本の若者は、そんなに傷つきやすいのか?」
と、当時何度か聞かれました。
ちなみに、現在は『Norwegian wood』というタイトルに変えられています。

そうそう、当時日本のマスコミにはめったに姿を出さないことで知られていた村上春樹ですが、イタリアではこんな大サービスも。
b0171200_223062.jpg

もちろんこちらも、発売直後に即買いしています。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-21 22:13

歩く歩く東京案内5

リータたち3人の東京滞在最終日です。
本日の予定は、秋葉原 → 浅草 → そして東京滞在のメインイベント大相撲観戦

秋葉原での目的は、電気屋さんではなくコスプレしてる女の子を見ること。
秋葉原に足を伸ばすことなんてめったにないわたしには、どこに行けばそういった女の子に確実に会えるのか、まったく自信がありません。
そこで、駅員さんに聞いてみると「今日は日曜日だもの、中央通りに行けばいっぱい立ってるはずだよ」とのこと。
でも、聞くまでもありませんでした。駅を出て1分も歩かないうちに、あちこちで遭遇。
「萌え萌えしていきませんか〜〜」とかって、何度も声かけられました。
驚いたのは、大学生くらいの男子8人組が、その勧誘に対し「萌え萌えした〜い」と、返事していたこと。
げっ! 息子があんなふうになりませんように、と思わず心の中で祈ってしまいました。

さて、電気製品を買いたいわけでもない彼らにとって、コスプレの女の子の写真も撮ったし、もう秋葉原は充分。というわけで浅草に向かいました。

年明けすぐの日曜日。浅草はものすごい人でした。
とにかく人、人、人。浅草寺にたどりつくのにもひと苦労です。
と、ダヴィデたちの足が、ドライフルーツを売っている屋台の前でぴったり止まりました。
売っていたのは、干しいも、干し柿、ドライ杏、ドライ金柑、ドライマンゴーなどなど。
全て試食したダヴィデとキッコは、いたく気に入った様子。干しいも、干し柿、ドライ金柑の3袋を購入しました。

イタリアでさつまいもを食べたこと、ありません。
patate dolci(甘いイモ)と呼ばれ、その存在は知られていますが、やはりじゃがいもには勝てない存在。イタリア人が好んで食す食材ではないように思います。
そういえば、ディズニーシーでも、ミッキーマウスの形にくりぬかれた大学イモを「おいしい、おいしい」と食べていたダヴィデとキッコ。
日本のさつまいもとイタリアのさつまいもは、味が違うのかも知れません。

ドライ金柑は、いわゆる金柑の砂糖漬けではなく、金柑を輪切りにしてドライにしたもの。
甘みもあるのですが、金柑特有の苦みも残っています。
ダヴィデは、これがとっても気に入ったみたい。
お金を払ったそばから、ぱくぱく食べ続け「もうだめ」と袋を取り上げられていました。

干し柿はといえば…
イタリアにも柿はあり、そのまま「カキ」と呼ばれています。ただ、みんなぐちょぐちょに熟れたのを好む傾向にあり、半分に切ってスプーンですくって食べるのです。
日本人から見たら熟れ過ぎの状態が、彼らの食べごろ。
食べ慣れた柿と食感の異なる干し柿は、意外な美味しさだったみたいです。

さてさて、浅草寺はさながらお祭り模様。参道以外の敷地にびっしり屋台が並んでいます。
これにダヴィデもキッコも興奮! 
ひとつひとつのぞいては、「これ何?」「これは?」と質問。
もう今日の昼食はここでたくさん食べることに決定!
でもその前に「おみくじを引きたい」とのこと。
その結果は、ダヴィデとキッコは吉、リータは大吉!
ひとつひとつ書かれていることを訳してあげました。
もちろんリータのおみくじには、すべてバラ色のことしか書かれていません。「いいなあ、リータ」と3人から羨望のまなざし。
おみくじなんて別に…、と思っていても、やっぱりうらやましくなるもんですね。

おみくじの話がおわったところで、いざ出陣。
次から次へと屋台で購入したこの日の昼食メニューはというと…
・たこ焼き
・鶏の鉄板焼き
・じゃがバター
・鮎の塩焼き
・おやき
・チョコレートばなな
・人形焼き(ドラえもん)
そうそう、わたしのお勧めとして「これだけは試して」と食べさせたのが「おでん」。
これが、見事に不評でした。
大根も味がしっかり染み込んで煮えているというのに。
みんなひと口食べて「これはもういいや」と。
「わかってないなあ〜、まったく」と自分で自分を慰めながら、わたしが責任もって食べ終えました。

おなかも一杯になり、仲見世通りを抜けて、浅草寺を離れることに。
隅田川の方に向かうと、皆が足を止めて一様に写真を撮っているスポットがありました。
b0171200_1502817.jpg

そう、みんな左を向いて、建設中のスカイツリーを撮っていたのです。
でもイタリア人3人には、スカイツリーは興味の対象外。
スタルク設計のアサヒビール本社ビルのほうが、よほど興味を引いたみたい。
キッコひとり、右方向を向いて写真を撮っていました。

さて、いよいよ東京滞在最後のイベント、大相撲観戦です。
b0171200_15245514.jpg

今日は冬場所初日。苦労してとったチケットです。わたしとしては、早く中に入りたいところ。
ところが…
国技館に入ったとたん、3人は不思議なことに気づきました。

床に模造紙の道ができています。その上に乗った途端3人は「Che morbido!(すっごいフカフカ!)」と、模造紙の上を歩きはじめました。
おまけにエントランスにはものすごい数のテレビカメラ。
キッコが「誰かヴィップが来るんじゃない?」と聞いてきました。わたしが冗談で「天皇かもね」と答えると、「Noooooo!!」とキッコとリータは大よろこび。
と、まさにそのときエントランスの移動制限がかかりました。
「はい、皆さんここから先には、しばらくいかれません」とロープがかけられたのです。
「どなたか来るんですか?」と、居合わせた人が警備員に質問すると、質問された人は「ヴィップが来るとしか、聞いていません」としらを切っていました。

しかしリータたち、もうその場を離れる気はまったくありません。先の模造紙がはがされると、案の定レッドカーペットが現れました。期待が高まります。
おまけに、しばらくすると別の警備員が「今から待たれても陛下がいらっしゃるまで、まだ30分以上ありますよ」と口を滑らせてしまったのです。
これをふたりに告げると「なんて名誉なことなんだ。絶対に天皇を見たい」と言い出しました。もう期待はふくらむばかりです。
「え〜、天皇なんて見なくてもいいよ〜」というダヴィデに、「ディズニーシーでは2時間半まったんじゃない。30分くらい待てないわけないでしょ」と、容赦ありません。大人優先社会なんですね、イタリアは。日本人だったら「はいはい、わかりました」と子どもの気持ちを優先しがちなのでは?

といっても、わたしもダヴィデと同じ。口には出しませんでしたが「天皇を見にきたんじゃないのになあ」と、ふたりに付き合わざるを得ない状況に、内心がっかりしていました。
と、その時ふたたび警備員からのお知らせ。「まだ陛下到着にはあと30分以上かかります」
さっきの「30分以上」からすでに20分近く経っていたので、この時点でリータはあきらめました。
キッコひとりを残し、3人で先に入場。
まだ10番取り組みは残っていました。良かった〜〜。
b0171200_1525472.jpg

相撲観戦はといえば、期待以上に盛り上がりました。
取り組みごとに、みんなで掛け合いっこ。

天皇陛下の到着を見届け、席に着いたキッコも加わり、ますます応援合せん白熱。
琴欧州の取り組みのときには、彼がブルガリア出身だということを教えると、「ヨーロッパから来て相撲レスラーになったなんて。それは応援しなくちゃ」と「コトオウシュウ〜〜」と大声を張り上げていました。
しかし、若い女の子たちがみんな「琴欧州〜〜」と黄色い声をあげていることに気づいたとたん、対戦相手の「アミニシキがかわいそうじゃないか」と「アミニシキ forzaaaaa!(がんばれ〜)」と声をあげたり。

でも一番盛り上がったのは、「天皇陛下ご夫妻ご来場」のアナウンスが入ったとき。
観戦客は一斉に立ち上がり、陛下ご夫妻に手を振っていましたが、だれより大きく手を振っていたのは、リータとキッコかもしれません。

さて、長い5日間の東京案内もこれでおしまい。
京都に向かう彼らを新幹線のホームまで見送り、お別れしました。
ひとりになった途端、ホッと安堵。でも開放感と同時に淋しさも。
次に会えるのはミラノ? 東京? 
ダヴィデが再来日するのが、一番早そうだな〜。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-16 15:46 | 本日のイタリア語

歩く歩く東京案内4

みんなの疲れもたまってきた4日目
本日の予定は、三鷹の森ジブリ美術館 → 新宿。
ディズニーよりも断然ジブリ派の息子は、今日は喜んでついてきました。
b0171200_1538375.jpg

この日も快晴。
b0171200_1547169.jpg

わたしも初めてのジブリ美術館でしたが、ここ楽しめます!
アニメファンだったら、帰りたくなるスポットかも。
残念ながらイタリアでは、それほどジブリの映画は上映されていないよう。
知っていたのは「トトロ」「紅の豚」「崖の上のポニョ」くらいだったかなあ。
でも、ジブリ映画を見たことがなくても、アニメーションの歴史を知れたり、アニメが動く秘密を知れたり、ジブリとは関係ないところでも楽しめます。
なにより宮崎駿の仕事部屋やジブリスタジオの再現コーナーは興味深く、そこにあった絵コンテにはリータも釘付けでした。
それに建物自体がちょっと迷路みたいになっていて、ダヴィデはそれだけで興奮。
螺旋階段を上っては、下におりて、また螺旋階段上って、とくり返していました。

『パン種とタマゴ姫』という新作のショートフィルムの上映もありました。
台詞なしのこの映画、ダヴィデも存分楽しめたようです。

残念だったのはネコバスに乗れなかったこと。
小学生以下限定のこのバス、並んでいる子が小さな子ばかりで、その列を見たら気がかわったみたい。
「あの子たちと一緒に乗るのは、恥ずかしいや」とのこと。
でも、やっぱり未練があるのか、そのあと2回くらいネコバス見に連れていかれました。

そんなダヴィデの一番のお気に入りは、トトロに出てくる「まっくろくろすけ」。
ショップに足を踏み入れたら、まっくろくろすけのぬいぐるみにくぎ付け。手から離さないから、おみやげにしてあげました。
まっくろくろすけの名前の意味を教えたら、さっそく「nero nero(ネーロネーロ 意味はクロ クロ)」と命名。
その後も、ずっと手ににぎりしめていました。
b0171200_168388.jpg


その後、新宿に出て昼食。
この日、ダヴィデは天ぷらを選んだのですが、出てきた天ぷらを見て少々落胆。
聞いてみたら「ミラノで食べた天ぷらと違う」というのです。
「ミラノの日本料理屋で食べたの?」と聞いたら、「ううん、中華料理屋」だって。
もちろんこの日の天ぷらは、正真正銘の本場物。
そうかあ、本場物よりチャイニーズ天ぷらの方が好みだったかあ。

さてさて、この日わたしは通訳の難しさを実感しました。
ひとつめは、リータとキッコが両替をしたがったことに始まります。

考えてみれば、本日は土曜日なり!
銀行の窓口はお休みです。もっと早くに銀行に連れていくべきだったのです。
でも、アルタの地下に土曜日も開いている銀行の窓口があることがわかりました。
ところが、このときわたしたちがいたのは南口の高島屋。
アルタまで歩かせるのもどうかと思い、高島屋の店員さんに聞いてみました。
すると「明治通り口から出たところにシティバンクがあるので、一階に下りてもう一度店員に聞いてみてください」というではありませんか!
歩かずにすむならばそれに越したことはありません。

そこで一階に下り、インフォメーションで聞いてみると
「二階に上がり、橋をわたったところにあります」というではないですか!!

ふたたび一同引き連れ、二階へ上がり、高島屋から出て橋を渡り、そのシティーバンクが入っているというビルを目指してみると…。
なんとシティーバンクは19階。その時点で、そんなところで土曜日に両替やってるわけがない、と思いましたが、とりあえずぞろぞろと19階へ。

案の定、両替窓口はクローズ。シティーバンクの受付の方が親切に教えてくれたことには、「高島屋の一階から明治通り側に出るとHISがあります。その中に両替所があるはずです」

そう、最初目指したところにあったのです。但し、シティーバンクではなかった。最初の店員さんが「シティーバンク」なんて間違った情報をくれたばかりに、こんなぞろぞろ歩き回るはめになったのです。

泣きたい気持ちを抑え、ふたたびぞろぞろ高島屋の二階から一階へ下りて、ようやく両替所を見つけました。
こんなことなら、最初から東口に回ってアルタに向かった方が早かったかも。
イタリア語でいわれたことを聞き間違えてグルグル回るならまだしも、日本語で説明されているのに目的地にたどり着くのにこんなに時間がかかるなんて。ホント、トホホでした。
19階からの眺めと、エレベーターの速さに3人が喜んでくれたのがまだしもの救いです。
こんなに歩き回させるなんて、通訳というかガイド失格ですね。
わたしの疲れも、この一件でピークに。

しかし、この夜はリータが接待されることになっており、そこにも同行してほしいと頼まれていました。

そこでわたしは日本語の難しさを実感。それはここだけの話。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-15 16:49 | 本日のイタリア語

歩く歩く東京案内3

東京案内3日目
本日は、東京ディズニーリゾートへ。

本音をいえば、ディズニーものには、まったく興味ありません。
親がこんなだから、子どももしかり。
おそらくほとんどの同級生がディズニーランドに行ったことがあるなかで、わが息子、行きたいとねだったこともなければ、ディズニー関連グッズをほしがったこともありません。
だから今回のディズニーランド行きにも
「ディズニーランド? じゃあ、その日はついていかない」の一点張りでした。

けれども、前日ダヴィデに
「Dai!! Andiamo insieme~~~(そんなこと言うなよ〜〜、一緒に行こうぜ〜〜)」と懇願され、まんざらでもない様子。
あっさりディズニーランド行きを承諾しました。

というわけで本日も息子同伴。北風がビュービュー吹く中の、舞浜。寒い!!

さて、わたしにとってディズニーランドとは、とても遠い存在。
最後に行ったのは、20数年前?? 
今、ディズニーランドというのはどんなことになっているのか、ガイドブックを買って下調べをしておきました。

まずは、そのガイドブックの写真を見せて、ダヴィデにランドとシーのどちらに行きたいか、選んでもらいました。
ネットで調べたところ「ディズニーランドのほうが子どもは喜ぶ」との意見が圧倒的に多いようでしたが、ダヴィデは迷わず即答。
「絶対、こっち!」とディズニーシーを指しました。

ほんとうは、ディズニーランドに行きたかった様子のキッコ。
「ほら、ガイドブックにはディズニーランドのほうが子ども向き、って書いてあるぞ」(イタリアでもそういわれているらしい)
「ディズニーランドには、すっごくこわいお化け屋敷があるんだぞ。そこに行ってみたくないか?」(ホーンテッドマンションのことらしい)
一生懸命ダヴィデの気持ちを変えようと誘惑するのですが、ダヴィデの意思は変わらず。
b0171200_1241519.jpg

というわけで、やってきました、ディズニーシー。

実はわたしがイタリアで暮らしていた当時、ディズニーシーの開園話が持ち上がっている中、調査と称しオリエンタルランドの方々がイタリアに視察にいらっしゃったことがあります。
何グループかに分かれていらっしゃったようですが、何を隠そう、その中のひとグループをアテンドしたのは、このわたし。
地中海をイメージしたパークにしたい、と話され、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、モナコとご一緒したのでした。
b0171200_12455919.jpg

おお〜〜、まさにここはヴェネツィア。この橋は、フィレンツェのポンテ・ヴェッキオ?
あのおじさんたちもきっと偉くなったんだろうなあ、なんて懐かしさに浸ってしまいました。

そんなわたしの気持ちとは裏腹に、「何で日本に来てまでイタリアのコピーを見なくちゃならないんだよ〜」とちょっとつまらなさそうなキッコ。
その気持ちもわからなくはありません。
それでも、運河を走るゴンドラのゴンドリエーレ(ゴンドラをこぐ人)に「チャ〜オ!」と挨拶されると、ちょっと嬉しそう。「チャ〜オ!」とくり返していました。
ゴンドリエーレは、彼らが本場「チャオ」の国から来たことなんか、まったく気づいていないのでしょうが、挨拶まで徹底的にコピーする日本人魂に胸うたれたのかも。

まず、ダヴィデが目指したのは、「センター・オブ・ジ・アース」。でも途中で寄り道しちゃうから、ちっともたどり着きません。
b0171200_1438957.jpg

やっとたどり着くと、90分待ちの看板。ファストパスなるものをとって、次の「海底2万マイル」へ。
こちらは20分待ちということで、そのまま行列へ。
その後「ストーム・ライダー」に乗って、「センター・オブ・ジ・アース」に戻り、みんな興奮状態。

ところで、キッコはどうしてもお化け屋敷があきらめられずにいたようです。
スタッフをつかまえ「シーにはないの?」と質問すると、「タワー・オブ・テラー」をお勧めされたとのこと。
嬉々として、ダヴィデを一生懸命誘うのだけれど、ダヴィデはイマイチ乗り気にならず。
「Non devi lasciare cosi bella occasione! Perche' no??? (こんな機会、もうないぞ〜! 行こうよ〜〜)」とキッコにいわれ続け、ようやく首を縦にふったダヴィデ。
そこで、昼食後に「タワー・オブ・テラー」へ足を運んでみました。
しかし待ち時間、なんと120分待ち!
おまけに、これはフリーフォールのような絶叫マシンだと知り、リータとわたしはさっさと並ぶのをやめてしまいました。

お茶をしている間、リータがいったことには
「わかった? キッコはダヴィデより子どもなの。どうしてもお化け屋敷に入りたいのよ〜〜」と。

で、「タワー・オブ・テラー」から戻ってきた3人。一番、喜んでいたのは、やっぱりキッコだったかも。2時間以上待たされたのだもの、がっかりしなくて良かった。
キッコに付き合ってあげたダヴィデはというと、「さ、早く『インディ・ジョーンズ』に行こう!」と張り切っていたのに、リータとキッコにあっさり却下されてしまいました。
「もう終わり〜〜〜」

がっかり、しょげているダヴィデに「また来ようね」と声をかけると、「うん、次は夏に来る。その時は、一番に『インディー・ジョーンズ』に並ぼうね」とのこと。
ぐずらず大人のいうことに素直に従うなんて、えらい、ダヴィデ!わが息子だったら、絶対ブーたれて口きかなくなるところです。

この日の朝、リータとキッコのふたりは「今日の午後、髪を切りにいきたい」なんて言っていたのです。
それが、とっぷり日が暮れるまでここにいたということは、それなりに楽しかったってことかな。
ならば、わたしも嬉しいというもの。良かった、良かった。

実は翌日、ディズニーランドの達人のお話を聞き、飛びあがるほど驚いたことがありました。
シーの入り口まで、舞浜駅からディズニーリゾートラインという電車に乗りましたが、その電車のアナウンス。
あれって、ミッキーの声だったんですね!!
すっごく馴れなれしい話し方で、息子とふたり「ふざけたアナウンスだね、この電車」と笑っていたのです。
ディズニーファンていうのは、ミッキーがアナウンスしてくれるっていうだけで喜ぶものらしい。
こりゃ、わたしたち親子はとうていディズニーファンにはなれそうにありませんね。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-15 15:13 | 本日のイタリア語

歩く歩く東京案内2

リータとダヴィデとキッコを連れての東京案内、二日目
ダヴィデのお供にと、11歳の息子を連れて行きました。
ドラゴンボール、イナズマイレブン、遊戯王、NARUTO、ワンピース…息子の好きなマンガ&アニメを、ダヴィデはすべて知っていることが昨日判明。
それを伝えると、息子も「早く会いたい!」モードに。
何よりイナズマイレブンのゲームソフトを見せることを楽しみにしていましたが、なんとダヴィデ、サッカーには興味なし。
息子がっくり。
「イタリア人はサッカー好きだって言ったじゃん」と、わたしが文句を言われるはめに。
まあ、イタリア人もいろいろです。

で、本日のプログラムは 築地 → 銀座 → お台場。
まずは地下鉄乗り継いで、築地市場へ。
b0171200_17273545.jpg

まだマグロの卸売りはお休みでしたが、場外市場だけでも充分楽しめました。
ダヴィデ、スシとサシミだけは食べられない、と話していましたが、途中マグロをさばいている魚屋さんや、あちこちにある寿司屋さんの看板には興味津々。
日本人がいかに寿司好きか、実感したに違いありません。

そんなダヴィデの関心を一番引いたものはというと、しらす干し
試食する手が止まりません。
「Che buoni!!(なんておいしいんだ〜!)」を連発。
それも、しらす干しを売っているお店を見つけるたびに試食させてもらっていました。
そこで、おみやげに一袋、じゃこをプレゼント。
ほんとうは、しらす干しのほうがお気に入りでしたが、何しろこちらは日持ちしません。
ダビデ曰く「しらす干しのほうが好きだけど、じゃこも、おいしいよ」とのこと。
妥協してもらいました。ミラノで仕事しているマンマと食べてね。
それにしても、マグロよりしらす干しとは、意外。

端から端まで場外市場をじっくり見学したあとは、昼食です。
ダヴィデ、またしても「これが食べたい!」と、一軒のお店へまっしぐら。
こんどはラーメン屋でした。

市場内にあるラーメン屋さん、かなり人気? 12時前だというのに、すでにものすごい行列です。
試してみたいのはやまやまでしたが、とりあえずこの行列に並ぶのはあきらめて、別のラーメン屋さんを探すことに。

銀座方面に向かって歩きはじめて、約5分。
「お〜〜〜、ラーメン!」と、ダヴィデがラーメン屋さんの看板発見。
昼休みのサラリーマンで込む前に、店に入ったほうが良いのは必至なので、このお店に即決しました。
b0171200_17411740.jpg

これぞ昔ながらの正統派ラーメン。
なるとがのかっていたら、NARUTOの主人公、うずまきナルトの意味をおしえてあげられたのにな。
残念。

さて、銀座です。
デパートには興味ないというので、ひたすら建築見学。
ディオールビルやらグッチビルやら眺めながら、晴海通り、中央通りを行ったりきたり。
そして、リータのリクエストで鳩居堂へ。

色とりどりの和紙や、便箋、和紙製品にリータとキッコは大はしゃぎですが、もちろん子どもたちにとって、ここは興味ゼロ。
いつの間にかふたりして店の外に出て、DSで通信対戦して遊んでいました。

たっぷり待たせたお詫びに、次は子どもたちのためのお店へ。
博品館に向かいました。
1階から4階まで、ふたりして大はしゃぎ。
中でも、4階に設置されたレーシングゲームにふたりして大よろこびでした。
あまりに夢中になりすぎて、ダヴィデがどこかの階にリュックを置いてきてしまったことに気づいたリータ。
彼女の怒りが爆発しかけたところで、ちゃんとリュックが戻ってきました。
「Che Fantastico!!(なんてすばらしい!)」を連発していました。
ここがイタリアだったら、あっという間に中身を抜かれちゃうもんね。良かった、日本で。

博品館にどこまでも名残惜しいダヴィデでしたが、「明日、また来るのよ〜」とおばあちゃんに言いくるめられ渋々とお店をあとに。
さあ、まだ先は長い!

次は、新橋からゆりかもめに乗ってお台場へ。
b0171200_17593850.jpg

ゆりかもめとお台場の景色に興奮したのは、キッコです。
ゆりかもめに乗るなり、右見て、左見て、写真をかしゃかしゃ。
「こんな素敵な未来都市に連れてきてくれて、ほんとうにありがとう」と、何度もお礼を言われてしまいました〜。
そうか、そうか、お台場は未来都市か。
確かにフジテレビ本社ビルはSFチックだし、海に浮かぶ海上都市って雰囲気でしょうか。
築地で古い日本の路地裏を見て、近代的な銀座を見て、そして超ハイテクな電車から眺めた超ハイテクな町なみ。
キッコの興奮覚めやらず。

お台場の目的地は「TOYOTA MEGA WEB」でした。
トヨタのショールームにキッズスペースが併設されていて、ちょっとしたテーマパークになっています。
こんなものがあるなんて、リータにリクエストされるまでまったく知りませんでした。
リータのガイドに書いてあったのかな? きっとダヴィデが楽しめるように、ここを選んだのだと思いますが、もう、まったく覚えていない様子。
「E dove andiamo? (で、どこに行くんだっけ?)」と何度聞かれたことか。
ま、あれだけキッコが喜んでくれたのだから、お台場まで足を伸ばしたかいがあったということで…。
リータたちが喫煙スペースで一服している間、子どもふたりを引き連れ、あれこれ遊ばせました。
子どもたちは、もちろん大よろこび。
そうだよねえ、ショッピングは興味ないんだね〜。

ほんとうはお台場を歩いて、青海駅から海浜公園駅まで散歩したいところでしたが、TOYOTA MEGA WEBを出たころには、すっかり日も沈んでいました。
みんなすでにお疲れモード。そのまま青海駅からゆりかもめに乗ることに。
今度は、子どもふたりで一番先頭の窓を陣取り。
「この電車は無人運転だよ〜」と、大サービスのウソをついておきました。
「すっげ〜!」と喜ぶダヴィデ。いつかリータにほんとうのこと聞いて、がっかりしちゃうかな。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-13 19:20 | 本日のイタリア語

歩く歩く東京案内

年明け第一弾のお仕事は、ミラノから来日したイタリア人の案内役でした。
毎度のことながら、今回も東京中を歩き回りました。
過ぎてしまえば、あっという間の5日間。
楽しいこと満載だった5日間を忘れないよう、備忘録をつけておこうと思います。

まずは、第一日目

今回やってきたのは、リータとその孫の9歳になるダヴィデ、そしてリータの友人キッコ(男性)の3人でした。
成田到着予定は9時10分。
遅れてはならぬと、まだ星がきらめくなか家を出て、早めのリムジンバスに乗ったはいいのだけれど、道ががら空きで、バスの到着予定時刻より40分以上早く成田に着いてしまいました。
おまけに飛行機が遅れ、空港で待つこと1時間以上。
あまりの眠さに、睡魔に襲われかけたところで、ようやくふたりがゲートから出てきました。
キッコは、一足先に東京入り。

何はともあれ、まずはホテルへ。ホテルで、待ちくたびれていたキッコと落ち合いました。
まだお昼過ぎだったため、チェックインはできません。
スーツケースをフロントに預けたまでは良いけれど、「顔を洗いたい」と3人でキッコの部屋へ上がっていきました。

ひとりフロントロビーに残されたわたし。
せいぜい10分もすれば降りてくるだろうぐらいに思っていました。
しかし、待てども待てども3人は降りてきません。
ロビーに置いてあった新聞も読みおわりました。
宿泊している外国人観光客のための東京案内も読みおわりました。
なにかあったのかも、なんて不安が頭をよぎりましたが、そんなことあるはずもなく。
そうです、そうです、このマイペースさこそ、イタリア人
日本人の尺度で考えていては身が持たないことを思いだしました。
やっと3人が降りてきたときには、なんと1時間が過ぎていました。やれやれ、です。

さて、気を取りなおし出発です。
まずは六本木ヒルズへ。
展望台の前に昼食。
どんなものを食べさせたら良いか、どんなお店が喜ばれるか、あれこれリサーチしていましたが、ダヴィデの視線は一枚の看板にくぎ付けに。
「絶対これ!」と彼が希望したのは、つけ麺でした。
なんでも、『ドラゴンボール』のなかで、孫悟空が食べていたんだって。

そして、展望台へ。
b0171200_1884574.jpg

快晴でしたが、富士山までは見えなかったのが残念。
ぐるり一回りし、特設されていた紙の絵馬にそれぞれ願いを書き、壁際に設置された場所に紐でくくりました。

さて、ここで質問。
絵馬に描かれているうさぎの絵を見て「今年はうさぎ年」ということを説明すると、
「そのウサギドシっていうのは中国と同じ?」
干支って中国から来たんだから、中国と同じはず。でも、豚年、猫年があるって聞いたことがあるような。まったく自信なし。
「そうだと思うけど……」

「ウサギドシってどんな年?」
12星座をとても大切にしている彼らにとって、それぞれの年に意味があって当然、というわけです。
しかし、これに関してはまったく答えられず。
あとで調べたことには、ぴょんぴょん跳ねるうさぎのイメージから、うさぎ年には株価が上昇するといわれているそうです。へ〜、まったく知りませんでした。
まあ、これは後づけでいわれていることなんだろうけれど、でももっと日本のことを勉強しなくては、と痛感。

展望台では、期間限定のプラネタリウムにも入りました。
星の中を歩けるようになっているこのプラネタリウム。普段、平面でとらえている星座が3Dで見えるわけです。
きれいだし、すごい感動的なのですが「さあ、この中からオリオン座を見つけましょう」といわれても、まったく見当つきません。
まあ、きれいだったね、と満足することにして、プラネタリウムをあとに。

さてさて、次はバスで渋谷に移動です。
「マンガとかアニメの主人公のフィギュアが売っているお店に連れていって〜」と、ダヴィデ。
よし、それならば「まんだらけ」です。

このお店は、一昨年アマルフィからやってきたアンドレア、ラファエーレ兄弟に教わりました。
もちろん、ダヴィデは大満足。お店に足を踏み入れたとたん、興奮のるつぼに陥っていました。
最初あまり乗り気でなかったキッコも、店内を歩くうちに一転、大はしゃぎ。
何より彼を興奮させたのは、一枚200円くらいで売られているセル画でした。
20枚くらい買ったかもしれません。
たしかに、セル画がこんなに安く手に入るって、びっくり。
お店の人に聞いたら、セル画の市場っていうものがあるんだそうです。そこから、流れてくるんだとか。へ〜。

そのあと、ヤマダ電機に寄って、本日の散歩は終了。
マンガの偉大さを改めて知った一日でした。
ダヴィデは『マジンガーZ』のヴィンテージフィギュアを、大切に抱えてホテルに帰りました。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-12 19:55 | 本日のイタリア語

初富士

年が明けて、早4日が過ぎてしまいました。
今年も、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

関東地方は、快晴続きのお正月。
元旦は、ベランダから美しい富士山を拝むことができました。
良い一年になりますように。
b0171200_17303620.jpg


明日から仕事。
いきなり5時起き。あ〜、起きられるか不安。
なんて、いってられませんね。
今年も、がんばります。
[PR]
by arinko-s | 2011-01-04 17:34 | 本日のイタリア語