ブログトップ

本日のイタリア語

cucu2.exblog.jp

タグ:クリスマス ( 2 ) タグの人気記事

クリスマスのお菓子といえば

日本の冬は、クリスマスケーキの予約と年賀状の印刷予約が同時で、クリスマス一色とはいきません。
しかし、イタリアはといえば、もちろんクリスマス一色!

今ごろイタリアのケーキ屋さんのショーウインドウは、イタリアの伝統的なクリスマスのお菓子、Panettone(パネットーネ)とPandoro(パンドーロ)の箱が山積みにされているはず。
このふたつが、イタリアのクリスマスを飾る2大お菓子だと思っていました。

で、毎年この時期、目にするのが
「あなたはパネットーネ派? それともパンドーロ派?」のアンケート。
が…
今年は、この2大派閥に加え、
TORRONE(トッローネ:メレンゲにアーモンドやヘーゼルナッツを加えた蜂蜜味の焼き菓子。600年前クレモナで誕生したんだって)
PANFORTE(パンフォルテ:シエナのお菓子。硬い生地にアーモンドがたっぷり入った焼き菓子。香辛料も利いているこのお菓子は、800年前に誕生)
RICCIARELLI(リッチャレッリ:またの名をモルセレッティ、あるいはマルツァパネッティ。菱形のアーモンド菓子で、食感は柔らか。これもシエナの伝統菓子)
FICHI SECCHI(フィーキ・セッキ:乾燥いちじく。チョコレート掛けや、くるみやアーモンドを中につめたもの、あるいはラムなどのお酒の香りをつけたものも)
STRUFFOLI(ストルッフォリ:ナポリのお菓子。ポーランドから来たものだそうです。ボール状に丸めた生地を揚げて、ハチミツにくぐらせ、山型に重ねたもの)
TRONCHETTO(トロンケット:ブッシュ・ド・ノエルのこと)
DOLCE DI PASTA DI MANDORLA(ドルチェ・ディ・パスタ・ディ・マンドルラ:マジパン。精巧な細工菓子。とりわけフルーツを真似たシチリアのものが有名)
BISCOTTI DI NATALE(ビスコッティ・ディ・ナターレ:ラツィオ州のものが有名だけれど、それぞれの街のものがあるみたい)
の8種を加えた人気投票が『La Repubblica』ネット版で行われています。

へ〜〜、クリスマス菓子ってこんなにたくさんあるんだあ、ってちょっと驚き。
そういえば、シエナにいたころは、大家さんがパンフォルテをお裾分けしてくれたり、シチリアーノのガエターノの家でトッローネをごちそうしてくれたりしたっけ、って思いだしました。
そうそう、シエナで暮らしていたのは、ちょうどこの季節だったから。
なにもかもクリスマス色に染まっていました。

で、わたしはといえば、パンドーロの大ファン。
数年前から、日本でもパネットーネは売られていますが、パンドーロは未だ見つけたことがありません。
ああ、パンドーロ食べたいなあ、って毎年思っています。
口の周りが真っ白になるくらい、粉砂糖をたっぷりまぶしただけのスポンジケーキ。
クリームも飾りもなにもないけれど、美味しいのです。
さっそくパンドーロに一票投じて、現時点での人気度結果を見てみました。

結果はというと、意外や意外!!
ダントツ1位は、フィーキ・セッキ、乾燥イチジク!!
6割近くが乾燥イチジクに投票しているのです。
続いて、パネットーネが16%、ストルッフォリが12%、わたし推薦のパンドーロはたったの7%だって。

すっごくびっくり。
イチジクが大好きなわたしは、クリスマスに限らず乾燥イチジクを良く食べていましたが、
これがイタリアのクリスマス菓子の定番だったとは!
今さら知る、イタリアの常識でした。
[PR]
by arinko-s | 2010-12-11 21:08 | 本日のイタリア語

ティファニーのツリー! 

毎年恒例の、ミラノ・ドゥオーモ広場のクリスマスツリーが、お目見えしたそうです。
でも、今年はこのツリーを巡って、けんけんがくがく。不穏な空気が流れそうです。

11月10日付けの『CORRIERE DELLA SERA』によれば、
今年、ドゥオーモ広場に飾られたツリーは、〈ティファニー〉のツリー!
その額、32万ユーロ。日本円にして3,650万円くらいでしょうか。

当初「わたしは、何も知らなかった。こんなものは、不適切ではないか」と、ミラノ市長は反対を表明(もちろん知らなかったわけありません)。
しかし、すぐにこの発言を撤回したのだとか。
なんでも、ツリーの下に臨時オープンする〈ティファニー〉ショップの利益を、ドゥオーモ尖塔の修復に使うことで、ティファニー側と合意したんだそうです。

これに対し、猛反発しているのが教会側。
宗教的シンボルを商業に利用するとは、はなはだけしからん! といったところ。
「そんなお金は、受けとらん」と拒否しているそうです。

せっかくのクリスマス気分が半減しちゃいそうなこの記事。
この不景気に〈ティファニー〉って太っ腹! なんて、単純に拍手してしまいたくなりましたが…
ドゥオーモの修復に一役買えるのなら、と喜んで出費する人は多そうだけれど、それこそ、教会側の意に反するところ。
改めて、クリスマスが宗教行事であることを、思いださせられる記事でした。
[PR]
by arinko-s | 2010-11-13 21:07 | 本日のイタリア語