イタリア保健省の大臣はラジオ番組で「SUSHI」を食べ、安全性をアピールしていたようです。
ラジオ番組ですから、リスナーは直接その様子を見ることはできなかったと思いますが、その後La Repubblica紙のネット版で配信されていました。→
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ローマの日本食レストランから運ばれたというお寿司。
「ほら、日本の原発の影響なんて、なんにもないよ」と話しています。
「生のお魚だって、ほら大丈夫」と言っていますが、それ日本産の魚?
もちろん、日本から輸入した魚を使う場合もあるかとは思いますが、ふつうに考えたら地中海の魚が使われているはず。
たとえ日本から輸入した魚だとしても、原発事故以前に冷凍されて運ばれたものでは??
あんまり、アピールになってないなあ〜。説得力なさすぎ。
笑ってしまったのは……
まずその1
この映像をぱっと見て、あれ? と思いました。
これって寿司? という疑問。わかりました!
このお寿司、ネタ(おそらくマグロ)が下、シャリが上になって盛られているのです。
これが、日本食レストランから運ばれたもの〜??? ありえない!
イタリアによくあるチネーゼ(chinese)・ジャッポネーゼ(japanese)レストランからの提供?
あるいはスタッフが寿司を見たことなくて、このように盛りつけたのかもしれません。
疑問を呈することなく食した大臣も、寿司は初体験だったのかも。
お〜い、逆さだよ〜〜、って教えてあげたくなっちゃいます。
その2
お寿司を食べたあとに、醤油の安全性についてもアピールしていますが、このお醤油がパック詰めされた日付は、9月11日!
半年前じゃん!
そりゃ放射線物質の危険性より、賞味期限の心配が……
とにもかくにも、イタリアでもこうして日本の食材に対する不安が沸いているということですね。
イタリアの日本食レストランも、お客さんが激減しているのかもしれません。
それはそうと、石原都知事の会見!
あれを見たら、「飲むぞ!」っていう都知事の必死の覚悟がひしひし伝たわってきて、ますます不安が募ってしまいました。
ふ〜、原発問題が早く治まりますように!!