以前、『
7回生きたねこ』という本を読んだ時、
著者のDomenica Lucianiが、佐野洋子さんの『百万回生きたねこ』にインスピレーションを得たのかも、と思いました。
でも、違いました!
今日、初めて知った事実。
イタリア語では七転び八起きのことを「
avere sette vite come i gatti」というのだそうです。
直訳すると「ねこのように7つ命を持つ」ということ。
どんなに高いところから落とされても見事に着地してみせるねこ(しぶとく生きるねこ)は、7回生き返ると信じられていたことから、こういう言い回しをするのだそうです。
だから、イタリア人にとってこの本のタイトル『Sette volte gatto』は、当たり前の当たり前。
ねこの人生は、今も昔も「7回」なのです。
知らなかった〜〜。
ちなみに調べてみたところ、
同じヨーロッパでもアングロサクソン系では「ねこは9回生きる」とされていて、
アラブの国々では、イタリアと同じ「7回」なんだそうです。
もちろん、日本では「百万回」!
どこのねこよりもしぶとい、日本のねこバンザイ!